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過去5年間のアメリカ主要小売業の、売上100傑です。店舗数、利益も入っています。資料用にお使いください。
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これらは、過去に行ったセミナーで使用したスライドの一部サンプルです。

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2006年11月29日更新

サウスレーク・タウン・スクウェア

ロサンゼルス・コンサルティング・ネットワーク/(株)エレガント・ソサエティーはアメリカ流通業専門のコーディネート・オフィスです。流通視察、研修、セミナーなどはお任せ下さい。専門知識を駆使したコーディネートをお約束します。
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セーフウェーのライフスタイル・ストア。下は2006年3月に新開店のビューモントのウォルマート
アメリカのホリデー商戦
今年も感謝祭の翌日である、ブラック・フライデーでホリデー商戦が本格的に始まった。小売業の年間売上の1/3から半分近くを売るこの期間で、この金曜日を過ぎると始めて当期利益が黒字になるという意味でブラック・フライデー(黒字の金曜日)と云われている。かなりの小売業が早朝5時頃から開店し、目玉商品を用意してのぞんだ。全体的には好調な滑り出しといわているが、例外としてウォルマートが、既存店売り上げを落とす結果になりそうである。ナショナル・リーテイル・フェデレーション(NRF)によると、今年のホリデー商戦全体では、前年度より5%増加し、4,574億ドルの売上があると予測されている。金曜日には約1億4千万人の人々が買い物に出かけ、購入者のランダム調査によると、一人平均$360.15の買い物をこの週末に行ったとの事である。これは前年度の$302.81より19%増加している。チャンネル別では、ディスカウンターが昨年の61%から50%にシェアを落とし、オンライン・リーテイラーがシェアを伸ばしたようである。
この週末の購買は、ほとんどが自分や家族の為の買い物であるが、これからは他の人達にあげるギフトの買い物も本格化する。ここ数年は、贈答用にギフト・カードの購入が急増しており、前述のNRFによると、今年のホリデー商戦で、ギフト・カードの売上は250億ドルに達すると予測されている。商品を買ってプレゼントするかわりに、カードをあげれば、気に入らない商品を返品する手間がなくなり、持ち運びや包装も便利になる。しかし利点だけではなく問題点もある。まず、ギフト・カードには2種類あり、一つはクレジット・カード会社系のもの、例えばビザ、マスターカード、アメックスなど、もう一つは小売企業が発行するものである。これにはスターバックスやアップルのiTuneのダウンロード用のものなども含まれる。クレジット会社のカードは、通常ギフト・カードを購入するときに数ドルの購入手数料がかかり、購入後も6ヶ月から12ヶ月くらいの期限があり、それを越えると毎月サービス・チャージを取られる。また無くした場合の再発行も有料である。それに比べて小売業の発行するカードは、自社の店舗でしか使用出来ないため、購入時の手数料は無料、発行後も期限を限定しないところが多い。彼らはカード自体ではなく、そのカードを使って購入される商品の売上によって利益を得るからである。スターバックス、トイザらス、Kマートなどはチャージなしで半永久に有効である。しかし、アマゾン・ドット・コム、アメリカン・イーグル・アウトフィッターズ、ブルミンデール、メイシーなどは、一定期間を過ぎると維持費と称する毎月のチャージがかかる。これは、いくつかの州で、一定期間所有権が行使されない金銭は、州の所有者不明口座に移さなければならないという法律がある為でもある。企業は、そのために各カードの残額と使用期間を把握しておく必要があり、長期の未使用カードの維持には余分な経費がかかるというわけである。実際、リサーチ会社であるタワー・グループによると、今年購入されるギフト・カードのうち、約80億ドルは使わずじまいになると予測されている。プレゼンスする側にすると、額面のギフト、もらった側にすると、そのカードを使用して購入した商品が受け取ったギフトになるだろうから、上記の統計でいくと、貰った額の7割くらいしか価値がないことになる。最近よく利用され人気の高いギフト・カードであるが、問題がないわけではないのである。

最近アメリカでは、ライフスタイル・センターと呼ばれるショッピング・センター人気を得ている。ロサンゼルスに2002年に開店した、カルーソ&アフィリエーツが開発したザ・グローブを初め、フォーリスト・エンタープライズの、バージニア州、リッチモンドのストーニー・ポイント・ファッション・パークやロサンゼルス郊外のビクトリア・ガーデンズなど、話題になるセンターが沢山ある。これらは、日本では急増しているタイプのエンクローズド・モールが、アメリカでは既にライフ・サイクルの頂点を超え、後退期に入った事を示している。ショッピングと娯楽だけのセンターから、もっと生活に密着した、ライフスタイル・センターが、代わって人気を得ているのである。特に用事がなくても集まれる場所、コミュニティーに必要な施設や住宅など、消費者のプライベートな生活の一部となれるような施設が求められているのである。 今回は、ライフスタイル・センターとして、市のダウンタウン(中心地)ともなる、市庁舎など公的な建物も含んだ開発で成功を収めているサウスレーク・タウン・スクウェアを紹介しながら今後の商業開発の行方を考えてみたい。サウスレーク市は、テキサス州、ダラス郊外の、DFW空港北側の街で、人口は2005年で24,900人という小さな市である。しかし、その主要フリーウェー、空港などへのアクセスの良さ、そして周りの優れた環境などで、地域に住む世帯の平均年収は15万ドル以上と高く、半径16キロには、約65万人の人口を抱えている。開発会社はクーパー&ステビンズ社で、1998年に15万6千坪にのぼる地域の開発に着工した。これはこの会社の手がける初めての複合開発で、オープン・モールのショッピング・センターだけではなく、事務所、レストラン、娯楽施設、住宅、ホテル、市民会館、郵便局、図書館なども計画に入っている。タウン・スクウェアの第1期工事は約5万坪の開発で、有名な建築家である、デービッド・シュワーツによって設計され、100年以上も前からある町並みの様に作られた。1999年の3月に完成し、6千7百坪の広さを持つ、事務所ビル、ショッピング・センター、市の公園と集会場ができあがり、サウスレーク市の最初のメイン・ストリートとなった。2000年の12月には、2000坪以上の広さを持つ、サウスレーク市の市長舎も完成し、群役所、図書館などと同居している。第2期工事は、3段階に分かれており、最初の9,700坪は、ブラウンストーンズ・アト・タウンスクウェアと名付けられた、集合住宅が着工され、完成間近である。この住宅は、別棟付き高級住宅で、価格は50万ドルから80万ドルとけして安くはないが、既に完売状態である。残りのフェーズが全て完成すると、全部で84ユニットの集合住宅となる予定である。第3期工事は、2005年初めに始まり、2006年夏には完成予定で、1万坪の広さの敷地には、248室のホテル、14のスクリーンを持つ映画館、小売店が並ぶグランド・アベニュー・ショッピング・ディストリクト、レストラン、事務所、1,600台収容の立駐、そして二つの公園が作られる。まだ開店して間もないが、休日や祝日などは、サウスレーク市だけではなく、地域の住民も集まってイベントを楽しむ会場ともなっている。通常の税金を使っての開発ではなく、民間の資金による開発を、完成後の固定資産税、消費税収から返していく、TIFという手法で開発されたこのセンターは、新しい開発方法としても話題となっているライフスタイル・センターである。
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