1月 4, 2021 オンライン・リーテイラー ディスカウント・ストア 流通業 0

Amazon、バークシャー・ハサウェイ、JPモルガン・チェースのジョイント・ベンチャーで3年ほど前に始められた、革新的なヘルスケア・システム構築の試みであるヘブン・ヘルスケアが、2月末で閉鎖されると報じられている。同社の57人の社員は、パートナー3社に移籍される予定である。発足時には、テクノロジーと金融大手のノウハウ及び資金力によって、ヘルスケア業界全体の生産性をあげ、消費者にとってより良いケアを求めやすい費用で提供すると期待されていたが、実現できなかった様である。内部情報によると、各社がそれぞれ独自にヘルスケア改革を進めており、共同事業の目的が達成できなかったとも言われている。CNBC

実際、Amazonは買収した調剤のメールオーダー会社であるピルパックを中心に、Amazon・ファーマシーを拡大しており、最近では COVID-19の検査も社内で手掛けている。プライマリー・ケアでは、「Amazon Care」と呼ばれる、アプリによるビデオケアとケア・チャットを通じて調剤処方を行っており、シアトルを初め全米各地に拡大しつつある。ウォルマートも、プライマリー・ケアのクリニックである「ウォルマート・ヘルス」を2019年9月にジョージア州ダラスに新設、すでにジョージア、イリノイ、アーカンソーで19ヵ所に拡大している。アメリカのヘルスケアは、CMSによると2019年でGPDの17.7%となる総額3.8兆ドル、国民1人当たり$11,582が費やされており、世界最大である。これだけの費用を投じても、COVID-19の感染者数も世界最大なのは皮肉なものである。

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