2月 24, 2021 スーパーマーケット 流通業 0

南カリフォルニアで27店のスペシャルティ・グローサリー・ストアを展開するゲルソンズは、2014年に投資家グループのTPGに買収され傘下となっていたが、今回ドンキホーテの親会社であるパン・パシフィック・インターナショナル・ホールディングスに売却されると発表した。同社はドンキホーテを中心に日本で582店舗、カリフォルニア、シンガポール、香港、タイランド、台湾などにも店舗を持ち、世界中で638ヵ所の小売店を展開している。カリフォルニア州では、元マルカイを2013年に買収、ほとんどの店を「Tokyo Central」にリブランドし運営している。ゲルソンについては、現経営陣と協力して今後の成長を目指すとだけ述べている。

南カリフォルニアの高級スーパーマーケットであるブリストル・ファームス(レージー・エーカー含む)は、シアトル地域にあるメトロポリタン・マーケット、ポートランドのニュー・シーズンズ・マーケット、サンタクルーズのニューリーフと共に、グッド・フード・ホールディングスの傘下チェーンだが、韓国のEマートに2018年に買収されている。ゲルソンの売却で、高級スーパーマーケット2社が、アジア系企業の傘下となった事になり、今後の行方が注目される。これまで日本小売業のアメリカ進出はあまりうまく行かなかった例が多いが、今回は成功して欲しいものである。