4月 1, 2021 スーパーマーケット 流通業 0

スーパーマーケット・チェーン大手のクローガーは、昨日投資家を対象としたバーチュアル・イベントで今後の成長戦略を発表した。3つのコアとして、生鮮食品に中心に売上と市場シェアを伸ばす、成長の牽引車となっているデジタル販売の利益率を増す、シームレスでパーソナライズされた生鮮食品と自社ブランドを揃えることで、顧客のロイヤルティを高め、競争的優位性を強めるを上げている。

生鮮食品では、傘下のミールキットのホーム・シェフ、PBのシンプル・トゥルース・フレッシュに加え、クラスタートラックやサラダワークスと提携したゴースト・キッチンも利用して調理済み/半調理済みの品揃えを広げる。

デジタル販売は2020年に100億ドル以上となり、前年度の倍の売上となった。利益率を店舗と同等にするため、店舗フルフィルメント、カスタマー・フルフィルメント・センターを駆使して、生産性をあげる。店舗は、半径2マイル以内の顧客を対象に人口の45%の注文処理が可能、カスタマー・フルフィルメント・センターは半径90マイル以内の顧客となる人口の75%の注文処理が可能となる。特にカスタマー・フルフィルメント・センターは、開設から1年半でEIBTDAでプラスとなり、その後は利益率が右肩あがりとなる。これらサプライ・チェーンによって、サービスを高め利益性を改善する。

ロイヤルティの高い顧客による市場シェア増加を維持し、さらにパーソナライズされた販促と2021年には660以上加えられる自社ブランド、そしてデジタルとシームレスな経験を追求し、「フレッシュよりさらにフレッシュ、安いよりさらに安い」クローガーを実現する。*プレゼンテーション・スライドはこちら

2021年度は既存店売上で3%から5%の減少を予測、コロナ特需の反動を考慮している。それでも2年間の既存店売上では9.1%から11.1%の増加となり、急成長している間に、デジタル販売のインフラを拡充して将来に備える事になる。ウォルマートやターゲットなど競合チェーンも積極的な設備投資を計画しており、アマゾンも加え競争状況は今後さらに激しくなると思われる。