9月 13, 2008 ドラッグ・ストア 流通業 0

CVSケアマーク社による、ロングス・ドラッグの買収案に対して、ウォルグリーンズが買収額を上乗せしたオファーを、9月12日に提出した。CVSの1株あたり$71.50より$3.50高い1株当たり$75.00のオファーで、債務を含む総額では30億ドルとなる。しかし、CVSによる買収案は、すでにロングス・ドラッグの役員会で承認されており、独禁法の修正である1976年に施行された、HSR Actで定められている30日の期間も9月5日に過ぎている。また、ロングスの株主によって集団提訴されていたCVSの買収反対についても、9月10日の時点で示談が成立している。ただ、そこは資本第一主義のアメリカであるから、違約金である1億1500万ドルも負担すると表明しているウォルグリーンズのオファーが、最終的にロングスの株主に有利であると結論付けられれば、結果は変わるのである。実際、この新しいオファーによって、CVSの買収価格の値上げは余儀なくされると思われ、今後の推移が注目される。*CVSによるロングスの買収については、日本版ドラッグストア・ニュース、10月号の筆者の記事を参照してください。このサイトのアーカイブにアップロードしてあります。