10月 9, 2008 アパレル 流通業 0

主な小売業の9月の売上が発表されている。アーバークロンビー&フィッチ、ギャップ、リミテッド、チコス、パックサンなどは、既存店売り上げを下げているが、売上を伸ばしているアパレル・チェーンもある。アメリカン・イーグル・アウトフィッターズ、ロス、ザ・チルドレンズ・プレースなど、ディスカウント・アパレル系は3−5%程度、既存店売り上げを伸ばしている。なかでも急成長したのは、「アメリカン・アパレル」で、前年度に比べて既存店売上を15%も伸ばしている。この企業は、ロサンゼルスのダウンタウンに縫製工場を持つ、”Made In USA”のアパレル・メーカー・小売である。垂直統合されておりメーカー、卸し、小売を全て行っている企業である。225カ所ほどの店舗を、アメリカ、カナダ、メキシコ、ブラジル、英国、オーストリア、ベルギー、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、スウェーデン、スイス、イスラエル、オーストラリア、日本、韓国、中国で展開している。商品は、Tシャツ、下着、トップス、ビンテージ・クロージング、ドレス、パンツ、デニム、アクセサリーなどで、男性、女性、子供、ベビー、ペット犬などのカテゴリーを持っている。ちょっとプロボカティブなポスターやビルボードは有名である。2007年の総売上は3億8,700万ドル、純利益で1,527万ドル、社員総数1万人以上の、アメリカで最大のアパレル・メーカーである。創業は1997年と新しく、アパレル業界ベテランのドブ・チャーニー氏と縫製工場を経営していたサム・リンの共同経営で始められ、2005年に上場企業のホールディング・カンパニーに買収され上場企業となった後、急速拡大されている。