JCペニーが、女性へのプレゼントを考えている男性に対してのメッセージを出している。広告会社のサッチ&サッチが制作したウェブサイトで、ユーモアに富んで良くできている。内容は妻に掃除機をプレゼントした夫が、「ドッグハウス」に送られ、そこで他の男性達と知り合って、いかに男性のプレゼントに対する考えに思慮がないかを思い知らされるという筋の、同社の宝飾の販促である。インターネット上のフェースブックを使ったインターアクティビティーも用意されている。最近セフォラの化粧品売場の導入や宝飾売場のアップグレードなど、アップスケールされた同社のポジショニングに合ったマーケティングである。
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「ウォルマート」CEOであるリー・スコット氏が引退を表明した。来年の1月末でCEOを退き、国際部門のトップであるマイク・デューク氏が後任となる。スコット氏は、前CEOのデービッド・グラス氏から2000年に引き継いでいる。最近の、企業としてのグリーン化宣言や、新しいフォーマット「マーケットサイド」などの開店など、有終の美を飾る言動が多かったように思う。グラス氏の退陣前には、ネイバーフッド・マーケットがアップスケールなスーパーマーケットとして開店されたが、その後価格訴求型に変更されている。
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[…] 英国のウェブサイトが、5,032人の会員を対象に12月4日から8日までに行った調査によると、クリスマス・プレゼントが理由で付き合っている男性との関係を清算する女性は1/3に上るそうである。貧しいプレゼントと見なされるものは、料理用器具や清掃用品などが含まれる。特に法律関係に従事する女性は厳しく、貧しいプレゼントは分かれる原因になると2/3は考えているそうである。逆に男性の比率は17%で、もらったクリスマス・プレゼントに対してあまりこだわりがない。JCペニーの新しい販促を観ても、世の中の男性は、女性に対するプレゼントにもっと気を遣うべきなのであろう。ティファニー頑張れ! […]