4月 20, 2009 アパレル ファッション 流通業 0

マーケット・リサーチ会社のNPD・グループによると、現在悪環境にあるアパレル業界のなかで、一部のファッション分野は成長の兆しがあると報告している。2009年2月末までの3ヶ月間で、アパレル全体では6.3%売上が減少したが、ジーンズの売上は2.3%増加した。2008年全体でも、100ドル以上するプリミアム・ジーンズの売り上げは17%増加しており、今年2月までの3ヶ月でも2.3%増加している。他には、同時期でアウターウェアが8.7%の増加、タイツの売上が11%増加している。アウターウェアに関しては、2008の同時期に前年度より売上が7%減少しており、その分が今年の需要に結びついているとみられる。タイツの需要の増加は、全体のアパレルに対する予算が減っている中で、手頃な価格でファッショナブルな演出が出来るレッグ・ウェアが見直されているのではないかと推測されている。また、ドレスの売上も伸びており、2009年2月までの3ヶ月間の売上は、前年度対比で11%増加している。2008年全体でも、12%の増加となっており、明るいスポットとなっている。ファッション雑誌やセレブの間でも、ドレスはトレンドとなっており、今後の成長が期待されている。