3月 30, 2010 経済 0

コンフェレンス・ボードは、3月の消費者の自信度(コンフィデンス・インデックス)が2月の46.4(1985=100)から、52.5に改善したと発表した。予測指標は2月の62.9から70.2へ、現在の指標も21.7から26.0に上がっている。この結果は、調査会社のTNSがコンフェレンス・ボードの依頼で行った5,000世帯のサンプル調査を基にしている。
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主要都市の1月の住宅価格もS&Pによって発表されており、1年前と比べてほぼ横這いだった。主要10都市の住宅価格は1年前と比べて横這い、20都市は0.7%ほど下がっている。昨年の12月との比較では、主要10都市で0.4%増加、20都市では0.3%下がっている。既にこれらの価格は2003年秋の水準に戻っており、バブル期の上昇分は消えたようである。しかしこれらはあくまで平均価格なので、実際に家屋の価格を調べてみると、個々の住宅の価格は地域によってかなり差がある。つまり、差し押さえ物件などの価格が平均を引き下げているため、状態の良い人気の高い地域などでは、それほど価格が下がっていないと云うことである。