1月 26, 2011 スーパーセンター スーパーマーケット ディスカウント・ストア 流通業 経済 0

スーパーマーケット・チェーンのセーフウェーは、「オープン・ネイチャー」と名付けられた自然食品のブランドを発表した。100種類以上用意されており、100%自然の素材を使っている。抗生剤、ホルモン、人工保存料などは一切使われていない。最初、食肉コーナーの牛肉、豚、鶏、鶏のソーセージ、ベーコン、ビーフ・ホット・ドッグなどでお目見えし、順次パン、ヨーグルト、アイスクリーム、サラダ・ドレッシング、冷食などにも広げられる。同社は既に、有機食品のPBである“O”ブランドも開発しており、新しいオープン・ネイチャーはそれを補完するものである。ビジネス・ワイア

先日のウォルマートの発表などもあり、栄養分の高い健康食品は、今後食品小売業界の中心的な役割を果たすと思われる。
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ウォルマート・カナダは、21日から始まる会計年度で、設備投資に5億カナダドル以上かけ、新開店、改装、移転などを行うと発表した。現在同社は124カ所のスーパーセンターを含む325店舗をカナダに展開しており、20121月末までに、164カ所のスーパーセンターを含む333カ所の店舗網に増やす。新しくマニトバ州とケベック州にスーパーセンターがお目見えすることになる。

ターゲットも2013年から展開される予定で、その前に市場シェアを確保しておこうと云うところだろう。
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カリフォルニア州、サンタモニカ市小売店で使われるプラスチック・バッグ(レジ袋)を条例で禁止することを決めた。今年の9月から施行される予定で、食品店、衣料店などで使用が禁止されるが、レストランでのテークアウトに使われるプラスチック・バッグは例外として認められる。既にサンフランシスコ市、サンホゼ市、ロサンゼルス群の一部、マリン群の一部では禁止されており、カラバサス市も同様な条例を近く審議する予定である。ロサンゼルス・タイムズ
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米国農務省、経済研究所の発表によると、2011年の食品価格指標は2%から3%上昇すると予測されている。外食も同じ程度上がる予測である。2009年と2010年の食品価格は比較的落ち着いていたが、食品原料、エネルギーなどの値上がりによって、卸しと小売の価格が2011年には上昇すると観られている。2010年には食品価格指標が0.8%上昇しただけで、これは1962年以来の低い水準だった。家庭内での食品価格は0.3%の上昇で、これも1967年以来の低い水準だった。シリアルとべーカリーの価格は0.8%下がり、加工フルーツ・野菜は1.3%下がった。外食の価格は1.3%上昇したが、この上昇率は1955年以来の低いものだった。
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商務省、国勢調査局と住宅都市開発省は、12月の新規住宅の売上状況が、季節調整済み年率で329,000戸となり、11月の調整済みの280,000から17.5%増加したと共同発表した。前年度12月からは7.6%の減少となる。中間販売価格は241,500ドル、平均価格は291,400ドルだった。