ジョン・フレミング氏が昨年7月に辞任したあと、空席になっていたウォルマートUSAのチーフ・マーチャンダイジング・オフィサー(CMO)のポストとして、ダンカン・マック・ノウトン氏の起用が発表された。同氏は、食品メーカーのクラフト社、スーパーマーケット・チェーンのH.E.バット、アルバートソンズ及びスーパーバリュで要職を務めた職歴を持っている。食品関係に豊富な経験を持つ同氏の起用は、今後もウォルマートの主力は食品となると云うことだろう。2009年からは、ウォルマート・カナダでマーチャンダイジングの副社長として、消費財、健康美容商品、ドット・コムなどの統轄を担っていた。
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経済分析局の発表によるとアメリカの2010年第4四半期の国内総生産(GDP)は、推測値で第3四半期の+2.6%から年率3.2%へと増加した。GDP増加の主な要因は、個人消費、輸出、住宅以外の設備投資で、相殺要因は、個人投資だった。GDPを減らす要因である輸入も減少した。改訂値は2月25日に発表される。