シカゴ・ブレーキング・ニュースによると、ドラッグ・ストア・チェーン大手のウォルグリーンズは、6個入りで$2.99のプライベート・ラベルのビールを販売し始めている。ビッグ・フラッツ1901と名付けられたビールで、12月半ばから販売されており、既に4,000店舗以上に在庫されているそうである。製造はワイナリー・エクスチェンジ社で、同社はPBのビール、ワイン、ウォッカなどをコスコ、コスト・プラス・ワールド・マーケット、トレーダー・ジョーズなどの小売チェーンに提供している。ウォルグリーンズはアルコール飲料の販売を1990年代に一旦止めており、1年半ほど前から再開している。
また、オーストラリアのワインメーカーであるダリル・グルームの協力で、コルビー・レッドという赤ワインを発表している。$12.99で販売されるこのワインは、4,500カ所ほどの店舗に2月の「アメリカン・ハート月間」中に在庫される予定である。グルーム・ファミリーと葡萄を提供するトレジャリー・ワイン・エステーツは、初年度に10万ドルをアメリカ心臓協会に寄付する。適量の赤ワインは心臓病の予防になると云われている。
美容商品の分野では、スキン・ケアのブランドであるボーバの「インサイド・アウト・ビューティー・ソリューション」のラインを専売すると発表している。全部で27種類ある商品は、100%自然の素材を使っており、モデルでエステシャンでもある創業者のスコット–ビンセント・ボーバが、自分の経験を生かして開発した化粧品である。ビジネス・ワイア
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経済分析局は、12月の個人所得が前月と比べ、545億ドル、0.4%増加、可処分所得は473億ドル、0.4増加したと発表した。個人消費は695億ドル、0.7%増加している。11月の改訂値は、個人所得が449億ドル、+0.4%増加、可処分所得が390億ドル、0.3%増加、個人消費は354億ドル0.3%の増加となった。12月の貯蓄額は6,141億ドルで貯蓄率5.3%となり、11月の6,344億ドル、5.5%より減っている。ホリデーで支出が増加したと思われる。GDPの70%ほどを占める個人消費が増加するのは良い傾向だが、収入の裏付けがないと長続きしない。