8月 2, 2011 ドラッグ・ストア 流通業 経済 0

ドラッグ・ストア大手のCVSは、同社のロヤリティー・プログラムであるエクストラケアの会員6,700万人に、デジタルで割引クーポンなどを送るサービスを導入すると発表した。これまで、店舗のキオスクやレジにてプリントされていたものが、エクストラケア・カードに直接送られる。新しいプログラムに入るには、同社のウェブサイトで登録する必要がある。登録が済むと、オファーが電子メールで送られ、プリントカードに送るを選択し、プリントすれば、それを店舗での購入時に使用、カードに入れた場合は、購入時にカードを提示すれば自動的に受け取れる。PRニュースワイア

この手のサービスは、セーフウェイ、アルバートソンズ、クローガーなどかなり前から行っており、今更という感じもするが、やらないより良いだろう。この件に関連して、ロサンゼルス・タイムズの記者が、1年ほど前CVSにポイント還元であるエクストラバックスの受取方法について問い合わせており、その時は電子的にカードに加えられるよう導入されるとの事だった。しかし、1年以上経って導入されていないので、再度確認したところ、導入の予定はなく、リワードをレシートやキオスクでプリントする楽しみを残す為だと説明されたそうである。しかし、顧客にしてみれば、プリントするためにわざわざ店舗に出向かなくてはならず不便であり、6,700万人も会員を持っているリワード・プログラムにしてはちょっとお粗末な感じがする。来店機会を増やそうという動機は分かるが、最近の消費者は、何時でも、何処でも、便利に、が原則なのだから、面倒な事をさせるのは機会損になると思う。

——————————

経済分析局の発表によると、20116月の個人所得が前月と比べ187億ドル、0.1%増加、可処分所得は163億ドル、0.1%増加、個人消費は、219億ドル、0.2% 減少した。5月の改訂値は、個人所得が232億ドル、0.2%増加、可処分所得も176億ドル、0.2%増加、個人消費が59億ドル、0.1%の増加となった。物価の影響を除いた、2005年の貨幣価値では、可処分所得が0.3%増加、個人消費が0%の横這いとなる。6月の貯蓄額は6,206億ドルで、可処分所得に対する貯蓄率5.4%となり、5月の5,817億ドル、5.0%より増加した。

所得の伸びがなく、消費の減少は悪い傾向である。同時に貯蓄率が上がっているのは、先行き不安が強い事を示している。