9月 15, 2011 スーパーマーケット ファッション 娯楽レンタル・販売 流通業 経済 0

北東部のマサチュセッツとコネチカット州で、58カ所のスーパーマーケットを展開するビッグ・Yは、セルフ・サービスのチェックアウト・レーンを今年末までに全部撤廃すると発表した。これらのセルフ・レジは2,003年に導入されたが、顧客のチェックアウトの時間を短縮出来ず、顧客サービスも下がった為と説明されている。セルフ・レジの跡は通常のチェックアウトのレーンが追加される予定である。同社は、今夏発表されたクローガーやアルバートソンズLLCのセルフ・レジ廃止に続く決断となる。ニュー・ヘブン・レジスター

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アパレル・チェーンのHM8月の総売上が、付加価値税込み現地通貨で8%増加したと発表した。既存店売上では横這いとなる。また、6月から8月の第3四半期では、総売上が+5%、既存店売上では−3%となった。同社は、現在2,325店舗を展開しており、前年度同月より247カ所増加している。ビジネス・ワイア

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DVDレンタルとストリーミング・サービスを提供しているネットフリックスは、第3四半期の定期契約者が前回の予測より少なくなると発表した。第2半期の終わりで2,460万人だった国内契約者数は、第3四半期には2,500万人に増加するとの以前の予測が、2,400万人になると調整されている。この夏、人気の高かったDVDレンタルとストリーミングのコンボ価格である$9.99を廃止し、それぞれ$7.99ずつとした変更で、多くの定期契約者を失ったようである。新しい予測では、以前の予測に比べて、DVDレンタルの契約者が80万人、ストリーミングの契約者が20万人、それぞれ減少するとされている。この発表後、同社の株価は16%ほど下がっている。WSJ

先日のスターズの契約更新破棄に加えて、ネットフリックスには多難である。娯楽産業は経済状況に敏感で、価格弾力性も強いと云うことだろう。

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連邦労働統計局は、8月の物価指数が季節調整済みで0.4%上昇したと発表した。昨年度と比較する季節調整前でと3.8%の増加となる。上昇要因はガソリン、食品、住居、衣料などの値上がりである。食品とエネルギーを除いた物価指数は0.2%の上昇で、前月と同じだった。主な物価指数は次の通り:

食品(家庭内):0.6%、外食:0.4%、ガソリン:1.9%、燃料オイル:−0.4%、電力:−0.1%、ガス:2.2%、新車:0%、中古車:0.9%、アパレル:1.1%、医療品:0.1%、住居:0.2%、運輸:0.2%、医療サービス:0.3