調査会社のビッグインサイトが10月26日から12月30日の間に行った買物でのモバイル利用の調査(N=24,578)では、百貨店のノードストロムがトップのスコアを得ている。この調査は、買物客のモバイル機器の所有、QRコードやアプリの利用、購入に対する影響、モバイルによるインターネット接続の頻度などを比較して指標化して比べている。主要な小売業のスコアは次の通り:
高かったチェーン:
ノードストロム:119.9
メイシー:116.4
ディラード:113.4
TJマックス:110.9
アマゾン:110.3
ターゲット:106.7
低かったチェーン:
ウォルマート:90.8
シアーズ:89.8
コールス:89.8
JCペニー:84.5
モバイルを利用した情報収集では、スコアの高かった小売業と低かった小売業でかなり違うがある。
ノードストロムの買い物客 vs JCペニーの買物客
常にアドバイスを探す:22% vs 19.5%
常にアドバイスを提供する:36.0% vs 27.8%
オンラインで、常に衣料や靴を検索する:38.5% vs 28.5%
アプリをダウンロードする:75.2% vs 55.4%
小売業のアプリを使う:46.1% vs 27.5%
RQコード・リーダーを持っている:49.3% vs 44.1%
出典:Media Behaviors and Influences Study, Dec. 2011
オンライン・リーテイラーのアマゾンが、意外と低いのには驚いた。オンライン販売に注力しているウォルマートやシアーズのスコアが低いのは、中心顧客の違いとも思われる。JCペニーは、今後新CEOのロン・ジョンソンの力の見せ所となるだろう。ノードストロムは、顧客サービスが高いだけではなく、テクノロジーを使った買物経験でも違いを見せている。
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