5月 12, 2012 デパートメント・ストア 流通業 0

百貨店チェーン大手のメイシーは、4月28日で終わった第1四半期の業績を発表した。売上は4.3%増加して61.43億ドル、オンライン販売は33.7%増加、既存店売上は4.4%増加した。営業利益は6.4%増加の3億9,100万ドル、純利益は38.1%増加し1億8,100万ドル(1株あたりは43.3%増加して43セント)となった。同社CEOのテリー・ラングレン氏は、「メイシーとブルミンデールのビジネスは堅調で、売上・利益とも予測を上回った。この四半期の業績はそれを示しており、マイ・メイシーと呼ばれる品揃えの地域化、店舗、オンライン、モバイルを統合したオムニ・チャンネル、MAGIC販売()による買物経験向上などの結果が好業績に表れています」とコメントしている。今年度全体では、既存店売上の3.7%ほどの増加、1株あたりの利益では$3.25から$3.30を予測している。同社は、45州とコロンビア特別区などで840店舗の百貨店を展開している。

MAGIC販売は、Meet, Ask, Give, InspireCelebrateの頭文字を取ったもので,顧客にアプローチ、質問し良く聞く、選択肢とアドバイスを与え、購入の気持ちを起こさせ、それを祝うという、セールスのアプローチを指導するフレーズである。