スーパーマーケット・チェーン大手のクローガーは、5月26日で終わった第1四半期の売上が、前年度比3.4%増加して375億ドル、既存店売上は1.4%増加(スペシャルティ調剤販売を含むと1.9%増加)、純利益は前年度の6.7倍ほどとなる20億ドル、1株あたりの利益は前年度の7.4倍となる$2.37だったと発表した。利益には21.5億ドルで売却されたコンビニエンス・ストア・チェーンの売却益が含まれ、調整後の純利益は6億2600万ドル(+211%)、1株あたりでは$0.73(+221%)となる。同社CEOのロドニー・マクマレンは、「リストック・クローガーの素晴らしいスタートとなりました。コアのビジネスを革新し、オカドやホーム・シェフとのパートナーシップを進めています。今年度及び長期的な計画達成に自信を持っています。」と述べている。2018年度全体ではガソリン販売を除いた既存店売上で2.0%から2.5%の増加、1株あたりの利益で$3.64から$3.79を予測している。デジタル販売は66%増加し、PBのシンプル・トゥルースとシンプル・トゥルース・オーガニックが2桁台で成長し、これまで最大の売上シェアとなった。キッチン1883のレストランの2号店が発表され、クリナリー・イノベーション・センターが開設された。
食品のインフレも追い風となり好調な業績である。設備投資も十分に行われている。