6月 27, 2019 オンライン・リーテイラー ドラッグ・ストア 流通業 0

アマゾンは、オンライン購入商品のピックアップを、ドラッグ・ストア・チェーンのライト・エイドと提携して始める。「アマゾン・ハブ・カウンター」と呼ばれ、当初は100ヵ所以上のライト・エイド店舗に設置され、将来的には拡大される計画である。アマゾンは、2019年の終わりまでに、他のパートナー店舗を含み1500ヵ所ほどのピックアップ拠点を展開する計画で、今年後半には設置が加速される予定である。小売パートナーと提携したピックアップ・サービスは、ヨーロッパで既に始められており、英国では衣料チェーンの「ネクスト」、イタリアでは「Librerie/Giunti Al Punto」、「Fermopoint」,「SisalPay」などと提携している。これまでのところ小売店舗の来客数増加に貢献しており良い関係を築いている。ワールドワイド・ディレクター・オブ・アマゾン・ハブであるパトリック・スープンクは、「アマゾンは、顧客のために常に革新的で便利な商品配達方法を探しています。「カウンター」によって、拡大されているロジスティック・ネットワークを活用し、テクノロジーで顧客に様々な配達の選択肢を提供します。全米チェーンのライト・エイドとのパートナーは、顧客に素晴らしい買物経験を創造します。」と述べている。アマゾンは、傘下のホール・フーズ・マーケットに加え、アマゾン・ロッカーを7-イレブン、アルバートソンズ、ゲーム・ストップ、最近ではスタイン・マートに設置しており、コールス百貨店では返品受付でパートナーシップも維持している。テククランチ

アマゾンは、今年後半にモデレート・プライスのグローサリー・チェーンを開発すると噂されていたが、今のところ開店のニュースは無い。新しい店舗チェーン開発より、既存の店舗チェーンとのパートナーシップはコスト的にも遥かに合理的だと思われる。