ドレスのレンタルで急成長しているレント・ザ・ランウェイは、百貨店のノードストロムとパートナーシップを組むと発表した。レント・ザ・ランウェイの返却用のドロップオフ・ボックスは、ノードストロム百貨店の4ヵ所の店舗で受け付けられる。そのうち3ヵ所は小型のノードストロム・ローカルの店舗となる。ロサンゼルス地区は、レント・ザ・ランウェイにとって、全米で4番目の市場となり、顧客の便を図る。一方、ノードストロムは、返却に立ち寄った顧客に対して、ノードストロム・ローカルが提供するスタイリストやお直しのサービスによって新規顧客の開拓の機会となる。こういったパートナーシップは、百貨店業界で増えており、先月には業績が低迷している高級百貨店の「ニーマン・マーカス」が、オンラインのラグジュアリー・リセラー(中古販売)の「ファッションファイル」にマイノリティー出資を行っている。ロイター
レント・ザ・ラウンウェイやファッションファイルは、新規の消費を生まないビジネス・モデルだが、ミレニアル以降の世代に支持されており、百貨店としてはコラボした方が得策なのかも知れない。消費のあり方自体が変化してきているのである。