7月 18, 2019 トイ・ストア 流通業 0

昨年倒産申請後全店が閉鎖された玩具小売チェーンのトイザらスが、今年の11月にカンバックする。サイモン・プロパティー・グループが運営するヒューストンのザ・ギャレリアおよびニュージャージー州パラマスのウニベイル・ロダムコ・ウェストフィールド・ガーデン・ステート・プラザに開店する。店舗は、サンフランシスコに本拠を持つB8taとトイザらスの商標を持つトゥルー・キッズのパートナーシップで開店され、2020年までには、ニューヨークの旗艦店を含み10ヵ所の新開店を計画している。今回開店される店舗は、4万平方フィートほどあった以前の店に比べて小型で、6500平方フィートから1万平方フィートの店舗面積となる。パートナーとなるB8taは、ニューヨークで新しく開店されたハドソン・ヤーズを含み、全米で17ヵ所の店舗を展開、百貨店のメイシーズとのパートナーシップで、ポップアップ・マーケットプレイスも百貨店内にも展開している。この企業は、新しく起業されたテクノロジー会社などの商品のマーケティングをしており、トイザらスには店舗運営と共に、オンライン販売のノウハウも提供する。同社の持つ顧客動向分析データを活用することで、店舗運営の適切な決断を下すアドバイスをする。また、成長企業であるB8taとパートナーすることで、サプライヤーである玩具メーカーなどに対する信用も回復する。玩具メーカーやエンターテインメント会社の反応は上々だと、トゥルー・キッズ社長のリチャード・バリーは述べている。USAトゥデイ

B8taは、ホーム・インプルーブメント・センターのロウズとも昨年提携し、店舗内にスマートホームの売場を作っていたが、現在は閉鎖されている。