11月 26, 2019 クラフト・ショップ 流通業 0

東海岸を中心に145ヵ所以上のアート&クラフト・ストアを展開する「ACムーア」は、全店を閉鎖して小売事業から撤退すると、親会社であるにコール・クラフツが発表した。閉鎖される店舗のうち40ヵ所ほどは、同業界大手である「マイケルズ」がリースを引き継ぐと発表されている。同社CEOのアンソニー・パイパーノは、百貨店など小売業界全体の不調、アマゾンなどオンライン・リーテイラーの競争激化を要因としてあげている。店舗閉鎖時期など詳細は明らかにされていないが、オンライン注文は月曜日から停止している。

マイケルズは、元ACムーアの店舗を加えると、全米とカナダで1260ヵ所以上の店舗チェーンに拡大される。また、ACムーアの東海岸の配送センターを引き継ぎ、一部の知的所有権も買い取られる。マイケルズのCEOであるマーク・コスビーは、「戦略的市場に拡大し、より多くの顧客に店舗とオンラインで奉仕します。引き継ぐ店舗は来年には再開店します。」と述べている。

ACムーア店舗の閉鎖には、契約された資産精算などを行うゴードン・ブラザースが協力する。ニューヨーク・ポスト

このチェーンも今年予測される9300店舗閉鎖の一部となる様である。