12月 16, 2019 オンライン・リーテイラー スーパーマーケット ディスカウント・ストア 流通業 0

リーテイル・フィードバック・グループが最近行った調査では、最近利用したオンライン・グローサリーの小売業で、37%の回答者がウォルマート をあげトップとなった。昨年は32%で5%の増加だった。アマゾンは29%(昨年は31%)で2位、3位はその他のスーパーマーケット/食品店で22%(昨年とほぼ同じ)だった。これらの注文の47%(昨年は43%)は店舗ピックアップで利用されている。顧客満足では、5点満点でアマゾンが4.6(昨年は4.7)でトップ、ウォルマート が4.45 (昨年は4.54)、スーパーマーケット/食品店が4.43(4.36)だった。残りの53%は配達を受けており、うち1/4ほどはインスタカートによる配達だったが、同社の満足度は4.58でアマゾンに近く、ウォルマートやスーパーマーケット/食品店を上回った。顧客の世代別では、ベビーブーマーの満足率が4.56で一番高く、ジェネレーションXが4.48、ミレニアルが4.45だった。オンライン注文中の、衝動買いによる追加注文は39%の回答者が認めており、62%は商品のセールやバリュー、34%は興味深い商品、31%が購入中に必要を思い出した、18%は新鮮又は旬の商品、17%がオンラインやアプリの推薦を理由に挙げている。昨年の調査では、生鮮食品のオンライン購入の増加が見られたが、今年のその傾向は続いており、青果は41%、食肉は36%、ベーカリーが35%、デリ・ミートとチーズが32%、調理済み食品とミールが26%、シーフードが14%の回答者が購入したと答えている。

この調査は、過去30日以内にオンラインでグローサリーを注文したことがある買物客1000人を対象に行われた。回答者の半分以上は、過去12ヵ月で1回だけオンラインでグローサリーを購入したか試みた人達で、32%の回答者はオンラインと店舗で買物、48%の回答者はほとんど店舗でたまにオンラインで購入すると答えている。調査結果の詳細はこちらリーテイルダイブ

この種の調査は、いくつかの会社が手がけているが、大体似た様な結果で、ウォルマートは無料の店舗ピックアップ・サービス、アマゾンは、プライム会員宛の無料配達が魅力となっており、多くのの消費者は、便利さだけでなくコストのかからないサービスを求めていることが分かる。