キャッシャーレス・テクノロジーの「ジップイン:Zippin」は、クラフト・ハインツのベンチャー投資部門であるイボルブ・ベンチャーが中心となった1200万ドルの増資が完了したと発表した。ジップインは、2015年に創業され、既に4ヵ所のキャッシャーレス・ストアを開店、最近はNBAのサクラメント・キングスのゴールデン・1・センターの自動売店を導入し話題となった。これは「ジップイン・キューブ」と呼ばれる、プレハブの自動店舗で、300平方フィートから500平方フィートの広さで3週間以内に設置可能なモジュールとなっている。他にもいくつかのパイロット店を外国で開店している。同社のシステムは、コンピューター・ビジョン、AI、センサー・フュージョン・テクノロジーを使って、正確なチェックアウト・フリーの買物経験を提供している。

この増資よって、グローサリーやコンビニエンス・ストア・チェーン、スポーツ競技場、空港などで新開店する計画である。同社には、ベンチャー・キャピタルに加えて、食品メーカー、配送業者、野村総研、NTTドコモのベンチャーなども出資している。ビジネス・ワイア *写真も