2月 20, 2020 アパレル ヘルス&ビューティー 流通業 0

ビクトリアズ・シークレット及びベッド、バス&ビヨンドの親会社であるL ブランズは、傘下のビクトリアズ・シークレットの株式55%をシカモア・パートナーズに5億2500万ドルほどで売却すると発表した。同社創業者CEOであるレスリー・ウェクスナーは引退し名誉会長に就任、ベッド、バス&ビヨンドの現CEOのアンドリュー・メスローが、L.ブランズのCEOに就任する。売却益と5億ドルにのぼる余剰資金は、負債の減額に充てられる。また、第4四半期のビクトリアズ・シークレットの既存店売上は10%減少、ベッド、バス&ビヨンドは10%増加、全体では2%の減少となったが、1月に発表された利益予測は変更していない。

ビクトリアズ・シークレットは、このカテゴリーの競争激化と消費者の好みの変化によって最近低迷しており、昨年のホリデー商戦では、既存店売上を12%下げていた。また、レスリー・ウェクスナーは、少女売春の罪で起訴され刑務所内で自殺したジェフリー・エプスタインとの関係が明らかになっており企業イメージを落としていた。フォックス・ニュース

ウェックスナーの引退とブランド売却で、ビクトリアズ・シークレットの再生がシカモア・パートナーズによって進められるが、また、このブランド自体の将来性はあるのだろうか?