アマゾンは、今朝初めてのキャッシャーレス・グローサリー・ストアをシアトルのキャピタル・ヒル地域で開店した。店舗面積10,400、売場面積7700平方フィートほどの広さを持つ店舗では、これまでのアマゾン・ゴー・ストアより品揃えを5000アイテムほどに大幅に増やし、青果、乳製品、パッケージ・シーフード、食肉、ドーナッツなどのベーカリー商品、ペーパータオルや清掃用品などの生活雑貨、ワイン＆ビールのアルコール飲料、ペット・フードと用品なども揃えている。青果は量り売りではなく、1個あたりの売価が付けられ、例えばバナナは1本19セント、グレープ・フルーツは$1.29で販売されている。またホール・フーズ・マーケットの契約農場からも仕入れられ、365・オーガニックの名前で販売されている。精肉やシーフードのサービス・カウンターはなくセルフサービスで販売されている。入口の近くには、「グラブ＆ゴー」の売場が作られ、ドーナッツ、ベーグル、フリッターズなどとセルフサービスのコーヒー＆エスプレッソ・ステーションが用意されている。アルコール飲料売場は、社員が常駐し購入者の年齢確認を行っている。その横には、「ミールス・メード・イージー」の大型の棚に、アントレー、パスタ、サラダ、ピザ、寿司など調理済み食品を揃えている。尚、店舗には在庫用のバックルームがあるが、グローサリー配達のハブには使われないと説明されている。ギークワイア＊写真も
Amazon Go Grocery, 610 E. Pike Street, Seattle, WA 98122
今後の計画は発表されていないが、アマゾンのリアル店舗網は、ロサンゼルス郊外で今年開店予定のグローサリー・ストアを加え、コンビニエンス・ストアのアマゾン・ゴー・ストア、アマゾン・ゴー・グローサリー、ホール・フーズ・マーケット、そしてアマゾン・ブックス、アマゾン・4スターとなる。