4月 25, 2020 オンライン・リーテイラー グローサリー配達 スーパーマーケット 流通業 0

アマゾン傘下のホール・フーズ・マーケットは、オンライン・グローサリー・ピックアップのサービスを、最近80ヵ所から150ヵ所の店舗に拡大しているが、ピックアップの最初の1時間を60歳以上のシニア専用にすると発表した。当初はインディアナポリス、ラスベガス、リッチモンドの店舗から始められるが、近い将来に他の店舗にも拡大される計画である。利用するには、同社のサイトで「ピックアップ」を選択し、購入商品をカートにいれる。チェックアウト時に、表示されるピックアップ時間の最初の1時間は60歳以上のシニア用に予約されている。また、店舗でも開店後の最初の1時間はシニア用に予約されており、一般の顧客より先に買物が出来る。グローサリー配達は、「アンアテンデド・デリバリー」を選ぶと、配達の人と接する事なく受け取る事ができるが、アルコール飲料を購入した場合は、身分証明書の確認が必要なため、直接受け取る事が要求される。

ホール・フーズ・マーケットは、店舗に加えてオンライン・グローサリーが急増しており、社員の人達は長時間労働を強いられている。アマゾンでは、3月15 日から5月3日まで、残業手当てを通常の時給の2倍(通常は1.5倍)に引き上げているが、これを5月16日まで延長するとも発表している。

アマゾン・フレッシュの配達時間は予約するのが非常に難しくなっており、ピックアップを拡大する事で多少でも緩和するのだろう。5月1日(メイデー)には、小売業でまたストライキが計画されているそうで、ホール・フーズ・マーケットやトレーダー・ジョーズの社員も参加すると報じられている。筆者が行く店では、皆、明るく一生懸命働いており、入店を待っている顧客に声をかけながら来店を感謝している。どこでも一部の社員が不満を持つのは仕方がない事なのだろう。