カリフォルニア州知事のギャビン・ニューサムは、州内で現在閉鎖されている小売店舗の一部は、今週金曜日から再開店が許可されるとツイートした。開店が許可されるのは衣料、書籍、音楽、玩具、生花、スポーツ用品などを扱う小売店となり、カーブサイド・ピックアップのサービス提供が条件となる。一方、事務所、レストラン内でのサービス提供(テークアウトは現在も可能)、ショッピング・センターなどは、引き続き閉鎖勧告が維持される。この規制緩和はフェーズ2となり、来週以降引き続き緩和の対象を広げていくと述べている。次のフェーズ3では、理美容院、映画館と劇場、イベントなどが再開される予定。CNBC
必需品を扱っていない小売業は、COVD-19の影響で店舗閉鎖されてから1.5ヵ月が過ぎており、社員の一時帰休、家賃の支払い一時停止などを行っているところも多いが、経営が急速に悪化している会社も出てきている。J.クルーは今日倒産申請を行っており、ニーマン・マーカス、JCペニー、シアーズなども準備中だと言われている。一方、百貨店チェーン大手のメイシーズは、今日から68ヵ所の店舗を開店しており、来週には50店舗、6月半ばまでには775ヵ所の全店舗を開店する計画だとウォールストリート・ジャーナルが報じている。但し、試着室の数を減らし、レジには遮断ガラスを設置、店内では6フィートのソーシャル・ディスタンシング、ビューティー・コンサルタントは顧客と無接触など感染防止措置が取られる。このところ、感染者の少ない地域を中心に規制緩和を望む声は多く、今後少しずつ緩和が進むと思われる。これで、トレーニング・ウェアで徘徊?する人達が少し減れば良いのだが・・・