ウォルマートは最近人気が高まってきている古着販売に参入すると発表した。ウォルマート・コムで販売される古着ファッション販売は、オンライン・リーテイラーであるスレッドアップと提携して行われる。ウォルマート・コムは、ここ数年ファッションの品揃えを強化しており、チャンピオン、ジョーダッシュ、リーバイ・ストラウスなど1000近くのブランドを加え、タイム、トルゥー、テラ&スカイ、ワンダー・ネーション、ジョージなどのプライベート・ブランドと共に販売している。また、専売ブランドとして、スクープ、ソフィア・ジーンズ、ベルガラ、EV1・バイ・デジェネレスなどの顧客の指示を得ている。
新しく販売される商品は75000アイテムほどとなり、女性や子供の衣料、アクセサリー、靴、ハンドバッグなどを揃える。商品は$35以上の購入で無料配達され、返品はスレッドアップまたはウォルマートの店舗で受け付けられる。
スレッドアップは2009年創業、委託販売のマーケットプレースで、商品提供者には予測売価の5%から80%の範囲で支払われ、同社の手数料は20%から95%(売価と手数料は反比例)となる。アパレル・チェーンであるギャップ、メイシーズ、JCペニー、メードウェルなどとも提携している。また、アーバン・アウトフィッターズ、ノードストロムなどは自社で運営している。