商務省経済分析局は、5月の個人所得が前月から8742億ドル(4.2%)減少したと発表した。可処分所得も9111億ドル減少(4.9%)した。4月には国の給付金が支払われており、その影響と見られる。一方、個人消費は9945億ドル(8.2%)増加しており、給付金による消費増が見られた。貯蓄率は4月の33.0%よりは下り23.2% となったが、歴史的にはまだ高い水準を維持している。
一方、農務省の5月の消費者物価統計は次の様になる。相変わらず食肉が高く、鶏卵もかなり上がっている。
5月の消費者物価上昇率(前年度比) | |
牛肉 | 18.2% |
豚肉 | 7.3% |
その他の食肉 | 4.8% |
鶏肉 | 8.8% |
鮮魚とシーフード | 4.1% |
鶏卵 | 13.5% |
乳製品 | 5.7% |
食用油 | 1.0% |
フルーツと野菜 | 1.5% |
砂糖と甘味料 | 4.9% |
シリアルとベーク商品 | 2.6% |
非アルコール飲料 | 4.1% |
その他食品 | 4.1% |
食品店の運営は通常に戻りつつあるが、安全対策は相変わらず続けられている。ロサンゼルス地域ではマスク着用が義務付けられており、時々守らない人が問題を起こし、すぐにソーシャル・メディアに投稿され話題になる。最近はそこら中にカメラマンがいると思って行動しないと、どこで撮影されるか分からない。よく登場するタイプの女性は「カレン」と呼ばれれている。ジェネレーションXで、権利意識が強く、すぐに警察を呼ぶタイプだそうである。