6月 27, 2020 流通業 経済 0

商務省経済分析局は、5月の個人所得が前月から8742億ドル(4.2%)減少したと発表した。可処分所得も9111億ドル減少(4.9%)した。4月には国の給付金が支払われており、その影響と見られる。一方、個人消費は9945億ドル(8.2%)増加しており、給付金による消費増が見られた。貯蓄率は4月の33.0%よりは下り23.2% となったが、歴史的にはまだ高い水準を維持している。

一方、農務省の5月の消費者物価統計は次の様になる。相変わらず食肉が高く、鶏卵もかなり上がっている。

5月の消費者物価上昇率(前年度比)
牛肉18.2%
豚肉7.3%
その他の食肉4.8%
鶏肉8.8%
鮮魚とシーフード4.1%
鶏卵13.5%
乳製品5.7%
食用油1.0%
フルーツと野菜1.5%
砂糖と甘味料4.9%
シリアルとベーク商品2.6%
非アルコール飲料4.1%
その他食品4.1%

食品店の運営は通常に戻りつつあるが、安全対策は相変わらず続けられている。ロサンゼルス地域ではマスク着用が義務付けられており、時々守らない人が問題を起こし、すぐにソーシャル・メディアに投稿され話題になる。最近はそこら中にカメラマンがいると思って行動しないと、どこで撮影されるか分からない。よく登場するタイプの女性は「カレン」と呼ばれれている。ジェネレーションXで、権利意識が強く、すぐに警察を呼ぶタイプだそうである。