コアサイト・リサーチによると、Amazonは、アパレル小売販売の客数では、2019年3月にウォルマートを抜いて、アメリカでトップの座を占めているが、今回アパレル販売で「ラグジュアリー・ストアズ」を立ち上げ、今年の秋冬の商品を販売すると発表した。加えられるブランドは、「オスカー・デ・ラ・レンタ」で既製品のアパレル、ハンドバッグ、宝飾、アクセサリー、香水などとなり、子供のアパレルも近く加えられる。当初は、プライム会員の招待客だけへの販売となるが、同社のアプリで同サイトを訪れ招待メールをリクエストできる。近い将来には、より多くの顧客が招待される計画である。サイトはビデオや360°ビューなど革新的なテクノロジーを使い顧客にアピールする。品揃え、在庫、売価などはブランドが権限を持つ「ストア・ウィズン・ア・ストア」となる。
一流ブランドは、今のところ独自のブティックとサイト、百貨店でしか求められないが、この試みが成功すれば、Amazonと提携するブランドが増える可能性がある。Amazonの市場拡大には限りがない様である。