9月 30, 2020 オンライン・リーテイラー ディスカウント・ストア 流通業 0

ウォルマートは、同社のオムニ・ショッピング・エクペリエンスをより良くナビゲートできる様に再考された新店舗デザイン導入を発表した。シームレスなオムニ・ショッピングを、顧客により簡単に提供するため、顧客の視線から見て美しく分かりやすいデザインで、商品を引き立てると共に、アプリを利用した売価/品揃えチェックやカスタム注文など利便さも取り入れている。内外のサインは、馴染みのあるアプリのアイコンと統一され、使い易さを増している。売場名は見つけ易い様大きな文字で書かれ、商品棚は文字と番号で区分けされ、アプリで商品を探せる。最近、空港などでも使われているウェイフィンディング・システムを取り入れ、多数の顧客が店内を効率よくナビゲートできる様に設計されている。レジは、セルフ・チェックアウト・キオスクとスキャン&ゴーを導入、コンタクト・レスのチェックアウトが可能となっている。既に、アーカンソー州エルムス・ビル他いくつかの店舗でテストされており、顧客と社員のフィードバックによって調整しながら、今年度末までに200ヵ所ほどのスーパーセンター、ヘルス・センター、ネイバーフッド・マーケッツに導入予定、来年度には1000ヵ所ほどに拡大される計画である。

Amazonのフレッシュと青果売場を比較すると、似た様な内装だが、フレッシュがファーマーズ・マーケット風で、ウォルマートの方はスッキリした動き易い売場となっている。競争は常にバーを上げる効果がある様だ。