再建中の家庭雑貨チェーン大手のベッド、バス&ビヨンドは、8月29日で終わった2020年度第2四半期の業績結果を発表した。売上は前年度より1%減少して26.9億ドル(ワン・キングス・レーンの売却が主な要因)既存店売上は6%増加(デジタル・チャネルは89%増加)、営業利益は2億7054万ドル(前年度は1億8226万ドルの赤字)、純利益は2億1790万ドル(前年度は1億3877万ドルの赤字)、1株あたりでは$1.75の利益(前年度は$1.12の赤字)となる。粗利も10%改善し36.7%となり、商品のミックス、値引きクーポン減少、配送及びフルフィルメントの生産性向上などが寄与したが、デジタル販売の増加はマイナス要因となった。9月も引き続き、既存店売上増加を維持している。今期末で総店舗数1476ヵ所を全米50州、ワシントンDC,プエルトリコ、カナダで展開している。

CEOマーク・トリットンによるリストラが進み、相当数の店舗閉鎖、人員カット、及び運営改善が行われた結果、底を脱した様である。今後2-3年かけ、さらに改善すると述べている。