10月 26, 2020 ディスカウント・ストア 流通業 0

ターゲットは、混雑が予想されるホリデー・シーズンを前に、新しい安全対策を顧客のために導入すると発表した。先ず、店舗内での支払いに使える「ワーレット」を同社のアプリに加えた。ワーレットを選択すると、アプリに登録されているレッドカードの情報を読み取り、バーコードを表示する。これをセルフスキャナーに読ませると支払いが非接触で行える。次に店舗の混雑を避けるための予約制度を導入。近くの店舗の混み具合をウェブサイトでチェックでき、入口に列ができている場合には予約が可能となる。順番が来ると、テキストで自動的に入店案内を知らせる。3番目には、店舗内の社員にマイチェックアウト(写真)の機器を1000以上用意し、顧客のチェックアウトを店舗内どこでも提供することで、列に並ばなく済む様に計らう。これら以外にも、既に提供されている、カーブサイド・ピックアップの駐車場スポットや、即日配達の可能商品を増やし、顧客の利便さをさらに強化している。

New Target store location on campus at The University of California San Diego on Monday, Oct 19 in San Diego. (Sandy Huffaker/AP Images for Target)

ターゲットは、オンライン販売だけでなく、ターゲットランなどによる入店を重視しており、買物客の安全対策は不可欠になる。