Amazonは、コカコーラと同社傘下のAWSの協力で開発されたコンタクト・レスのドリンク・ディスペンサーを紹介している。コカコーラのドリンク・ディスペンサーの8割近くは、レストラン内に設置されており、好きなドリンクが選べるフリースタイル・マシンは2009年に開発され、現在世界17ヵ国で導入、顧客の人気となっている。現在、COVID-19パンデミックによって、ドリンク・ディスペンサーの顧客利用は減っているが、これをコンタクトレスにすることで、ドリンクを自由に楽しんでもらおうと、スマートフォンを利用したコンセプトを開発した。「モバイル・ポア」と呼ばれ、考案から100日でソフトを完成し、既に3万以上のディスペンサーに装備、2020年の終わりまでには、国内全てのスリースタイル機器がタッチレスとなる。使い方は簡単で、アプリのダウンロードや利用者登録の必要なく、ディスペンサー画面のバーコードをスマートフォンのカメラでスキャンすると、スマホのモバイル・ウェブ画面で操作ができる。それぞれの機器はAWSのクラウドと繋がっており、利用者が使っているそれぞれのディスペンサーのタイプを認識し、そのメニューをスマホに表示する。
コロナ以降、レストランはドライブ・スルー利用がほとんどなり、ドリンク・バーは利用していないが、ダイニングを開放するレストランが増えれば、是非使ってみたい。フリースタイルは、自分の好きなミックスができるため、「ファイブ・ガイズ」の店などでよく利用していた。スマホはますます生活に欠かせなくなってきている様である。