11月 19, 2020 ディスカウント・ストア 流通業 経済 0

このところCOVID-19の感染者が急増しているが、今日時点で新規感染者は17万人以上、総数では1200万人に近づいている。比例して失業保険受給者も増えており、11月14日の週の新規申請者数は74.2万人となり、先週より3.1万人増えたと労働省は発表した。州別ではカリフォルニア州が15.9万人ほどで圧倒的に多く、次の多いルイジアナ州4.3万人足らずの3.7倍足らずとなる。

一方、10月31日時点の、国の特別プログラムを含む全ての失業補償受給者数は2032万人となり、2019年の148万人の14倍足らずとなっている。CARESプログラムによる、失業保険の延長及び自営業者に対する補償は12月31日で失効となる予定で、それまでに新たな救済法案が可決されなければ、サービス産業従事者の多いカリフォルニア州は特に影響を受ける事になる。ホリデー商戦にも、貧富の差が一層反映される様で、ウォルマートは、昨日富裕層を対象としたクリスマス・ツリーなどの配達設置サービスの開始を発表している。