2月 20, 2021 アパレル ショッピング・センター スペシャリティー・ストア デパートメント・ストア ホーム・ファーニッシング 流通業 0

調査会社コアサイト・リサーチは、2021年の小売店舗閉鎖が1万ヵ所と記録になると予測している。既に1月22日現在、ベッド、バス&ビヨンド、メイシーズやJCペニーは、総数1678店舗の閉鎖を発表している。一方、新開店も4000ヵ所が既に発表されている。2019年の閉店数は9832ヵ所、2020年は8741ヵ所(新開店は3304ヵ所)だった。同社は、昨年6月に2020年に閉鎖される店舗数を25000ヵ所以上と予測していたが、大幅に下回る結果となった。この違いは、昨年後半に回復した店舗売上、家主の援助によるものだと説明している。2021年はワクチン接種の拡大で小売店への来店客は増加すると予測されるが、結果が表れるのは後半になると見られ、小売のオンライン・シフトもまだ続くと予測されている。CNBC

ここ数年で、大型モールの1/4が閉鎖されるという予測があり、総数で250ヵ所ほどとなる。モールあたり、少なくとも50以上のテナントが入居しているとすると、12,500店舗の閉鎖となり、コアリサーチの予測はそれほど的が外れていないと思える。