4月 25, 2021 スーパーマーケット ディスカウント・ストア 流通業 経済 0

連邦政府の赤字財政、パンデミック収束期待による需要増加、原料価格上昇などが物価上昇を招いている。食品メーカーであるプロクター&ギャンプルやコカコーラは、素材価格の上昇を売価に反映させると発表している。コンシューマー・ブランズ協会によると、昨年CPG(Consumer Packaged Goods)の売り上げは前年度比9.4%増加し1.53兆ドルに達した。調査会社ニールセンIQによると、2021年4月10日までの52週間で、グローサリーの売価は2.6%、ハウスホールド・ケアは5.2%、ベビー・ケアは7.0%、ジェネラル・マーチャンダイズは7.1%それぞれ上昇している。CNBC

また、農務省が発表した3月の消費者食品物価統計は次の様になり、インフレが加速している事が分かる。

2021年消費者食品物価上昇率(前年度比) 
食品全体では前年度比で3.5%上昇2021年3月2021年2月
牛肉と子牛7.1%6.5%
豚肉5.3%5.2%
その他の食肉4.2%4.3%
鶏肉4.4%4.8%
鮮魚とシーフード5.2%4.5%
鶏卵4.7%4.3%
乳製品1.6%2.7%
食用油1.5%2.9%
フルーツと野菜3.8%3.4%
砂糖と甘味料2.7%2.9%
シリアルとベーク商品2.6%2.7%
非アルコール飲料3.2%4.0%
その他食品2.2%2.7%