Amazonは、秋の定期昇給を繰り上げ、5月半ばから6月初めにかけて50万人の時給を$0.50から$3.00引き上げると発表した。総額10億ドル以上の社員に対する投資となり、現在増員されているカスタマー・フルフィルメント・センター、デリバリー、パッケージ・ソーテーション、スペシャルティ・フルフィルメント・チームなどの部門が対象となる。新規に雇用される社員の最低賃金は業界で最高級となる時給$15で、昨年度には、追加のボーナスなどで25億ドルが現場のチームに支払われている。その他の分野で働く社員の給与の定期レビューは、2021年度中に行われる予定である。
Amazonの国内の社員は総数で130万人ほどとなり、ウォルマートの160万人に近づいてきている。ブルームバーグ紙は、2025年までにAmazonがウォルマートの売上を上回ると報じており、パンデミックはその時期を速めた様である。