7月 1, 2021 ホーム・ファーニッシング 流通業 0

家庭雑貨チェーン大手のベッド、バス&ビヨンドは、5月29日で終わった2021年度1四半期の売上が前年度同期より49%増加して19.5億ドル、営業損失は7187万ドル(前年度は4.6億ドルの損失)、純損失は5087万ドル(3億ドルの損失)、1株あたりの損失は$0.48($2.44の赤字)だったと発表した。

コアとなるビジネスは、前年度比73%増加しており、既存店売上は86%増加し、デジタル売上は84%増加した。2021年度全体では82億ドルから84億ドルの売上、調整後のEBITDAで5.2億ドルから5.4億ドルの予測に上方修正している。

同社CEOマーク・トリットンは、業績発表時に次の様に述べている。再建3年計画の1年目で成長の兆しが見えている。デジタル売上は全体の38%となり昨年の倍近くとなった。即日配達はドアダッシュとの提携で3000のジップコード(郵便番号)に提供している。デジタル販売の31%は店舗でフルフィルメントされ、店舗ピックアップは14%、配達は17%占めた。顧客経験を高める店舗改装を年間130から150店舗で計画しており、3年で全体の60%となる450店舗を改装する計画である。プラベートブランドは計画されている8ブランドのうち6ブランドが発売され、今年度で売上の20%、2023年までには30%にする目標である。テクノロジーを含むサプライ・チェーンのインフラ近代化も進めている。

ベッド、バス&ビヨンドのデジタル・オファー

最近、ベッド、バス&ビヨンドの競争力が高まっている。グーグルで特定商品を探すとホーム商品の場合必ず登場する様になり、Amazonやウェイフェアより魅力的な場合が増えている。以前は郵送されていた20%引きクーポンも、オンライン・アカウントにログインすると自動的に表示され、チェックアウト時に使える。先日、注文した商品のピックアップに店に寄ったら、他のレジで古いクーポンを山の様に持った顧客が買物に使っていた。期限切れのクーポンもまだ利用できる様である。これらマーケティング経費が増えていると思われるが、サイトと店舗の来店客数増加は、成長のための最も大切な要素となり、同社の再建は進んできていると思われる。