全米小売業協会(NRF)は、今年のバック・ツー・スクール/カレッジの消費額が記録的となると発表した。これは、先日発表されたデロイトの予測を裏付ける調査結果となった。小学校から高校までの子供達を持つ世帯の平均消費額は$848.90に上り昨年より$59増加(+6.2%)、総額では371億ドル(前年度は339億ドル)となる。大学生を持つ世帯では平均$1200.32となり、昨年より$141増加(+13.3%)、総額では710億ドル(677億ドル)で記録となる。
既に51%の世帯は、バック・ツー・スクールの買物を始めており、39%は6月のPrime Day, ターゲット・ディール、ウォルマート・ディールなどのセールで買物をした。しかし、また76%のショッパーは文具などの購入をこれからすると答えている。購入先では、高校生までの世帯が、オンライン(48%),百貨店(48%)、ディスカウント・ストア(44%)、衣料店(41%)、オフィス・サプライ・ストア(27%)、家電ストア(27%)で、大学生ではオンライン(43%)、百貨店(33%)、ディスカウント・ストア(30%)、オフィス・サプライ・ストア(29%)、カレッジ・ブックストア(29%)となる。
この調査は、プロスパー・インサイツ&アナリティックスに委託して、7月1日から8日の間に、7704人の消費者を対象に行われた。
新年度のイン・パーソン授業再開によって、消費が刺激されている。ただ、コロナ変異株の感染も増えており、室内でのマスク着用が再度勧告されている。