8月 26, 2021 ダラー・ストア.チェーン 流通業 0

ダラー・ストア・チェーン最大手のダラー・ジェネラルは、7月30日で終わった2021年度第2四半期の売上が前年度比0.4%減少して87億ドル、既存店売上は4.7%減少、営業利益は18.5%減少して8.5億ドル、純利益が19.1%減少して6.4億ドル、1株あたりの利益は13.8%減少して$2.69だったとした。既存店売上は2019年度比では14%増加しており、グローバル・サプライ・チェーンのボトルネックやデルタ株の感染増加など不安材料も多いが、予測以上の結果だったと同社CEOのトッド・ベイソスは述べている。同期、冷凍、冷蔵食品の自社配送のプロジェクトである「DGフレッシュ」を計画より早く終え、店舗関係では新コンセプトの「ポップシェルフ:pOpshelf」を含み750ヵ所の新開店を行った。今年度全体では、売上で0.5%から1.5%の増加、既存店売上で3.5%から2.5%減少、1株あたりの利益で$9.60から$10.20の予測に上方修正している。

インフレとサプライ・チェーンのボトルネックでコストが急増している。実際、配送最大手のシスコはトラックの運転手不足が問題になっていると述べており、小売業界の求人難と共に企業の負担を増加させている。インフレの影響も、低所得者が中心顧客のダラー・チェーンの場合、商品の相対的な価格よりも、パッケージの単価が売上に影響するため、仕入れ価格上昇を売価に反映しにくく粗利を減らす結果となっている。今年後半は経済環境も悪化する可能性が高くなっており、ダラー・チェーンにとっても不安材料である。