10月 28, 2021 デパートメント・ストア 流通業 経済 0

コールス百貨店は、今年のホリデー商戦に向けて顧客とのエンゲージメントを深めるマーケティング・キャンペーン開始を発表した。ソーシャル・メディアであるピンタリスト、ユーチューブ、TikTok、インスタグラムをとコラボし、ショッパブルで、顧客にインスピレーションを与えるコンテンツを提供する。また、オンライン購入をさらに利便化するため、ドライブ・アップ専用の駐車場のスペースを増やし、選ばれた店舗内にはポップ・アップのピックアップ場所を仮設する。店舗フルフィルメントの生産性を高めるため、社員が使うテクノロジーをアップグレードする。顧客に対しては、選ばれた店舗で「セルフ・ピックアップ」と「セルフ・リターン」をテスト導入し、顧客のオンライン購入のピックアップ及び返品経験を改善する。

コールス百貨店のドライブ・アップ・レーン

来週からは本格的なホリデー商戦となるが、商品不足などを心配する消費者は既にホリデーの買物を始めている。一方、商務省経済分析局は、2021年第3四半期のGDPが年率2%増加したと発表した。第2四半期は6.7%と急増していた。増加要因は民間の在庫投資、個人消費、地方政府の支出、住宅以外の設備投資で、相殺要因は住宅投資、連邦政府の支出、輸出、輸入の増加だった。デルタ株による感染者数増加の影響が大きかった様である。10月以降はホリデー商戦の影響で少しずつ回復してきている。