11月 16, 2021 ディスカウント・ストア 流通業 0

ウォルマートは、10月31日で終わった2022年度第3四半期の売上が前年度比4.1%増加して1392億ドル、会員費などを含む総収入は4.3%増加して1405億ドル、営業利益は0.2%増加して58億ドル、純利益は39.5%減少して31億ドル、1株あたりの利益は38.3%減少して$1.11だったと発表した。既存店売上は、ウォルマートUSが、ガソリン販売を除いて9.2%増加(客数は5.7%、客単価は3.3%、それぞれ増加、)、サムズ・クラブが、ガソリン販売を除いて13.9%増加(客数が11.1%、客単価が2.6%、それぞれ増加)だった。部門別の売上と営業利益は、ウォルマートUSが966億ドル(営業利益が49億ドル)、国際が236 億ドル(9億ドル)、サムズ・クラブが190億ドル(5億ドル)だった。

電子コマースは、ウォルマートUSで前年度比8%、2019年比では87%増加、サムズ・クラブは、前年比32%増加、2019年比では 32%増加、会員費収入は11.3%増加した。ウォルマートUSは、同期174店を改装、ピックアップ店舗は4300ヵ所、即日配達店は3300ヵ所となった。また、オンライン注文のフルフィルメント・センターの補助として、2500ヵ所の店舗でフルフィルメントを行なっている。

商品在庫は前年度比11.5%(2年越しでは+17%)増えており、在庫率は第2四半期より改善、サプライ・チェーン問題に対処及びホリデー商戦に備えている。カテゴリー別の既存店売上は、グローサリーで1桁台後半、ヘルス&ウェルネスでは2桁台の中間、ジェネラル・マーチャンダイズでは1桁台中間でそれぞれ増加した。

ウォルマート+会員の更新率は3.5%増え、スキャン&ゴー利用は6%増えた。2019年にはほぼ無かったメディア広告収入は、今年度には2年越しで240%増加している。実際、会員費などの雑収入は13億ドル余りとなり、前年度対比で37.9%増えている。サムズ・クラブの会員費収入は同期に11.3%増加したとレポートされており、残りはウォルマート+の会員費及び広告収入となる。まだ、全体の収入からすると微々たる額だが、直接コストが少ないため、利益貢献率は高いと思われる。