1月 5, 2022 ディスカウント・ストア 流通業 0

ウォルマートは、2019年からグローサリーの顧客の自宅内への配達テストを始め、現在600万世帯を対象にサービスしており、これを今年末までに3000万世帯に拡大すると発表した。その配達要員として3000人以上を雇用、また配達用車両に電気自動車のバンも配置する。注文は、「インホーム」に登録後、アプリでインホーム配達を選択して注文する。配達は特別にトレーニングされた社員によって、顧客宅内かガレージに一回限りのアクセス・コードで入り、冷蔵庫などに保管される。配達時には顧客のアプリに連絡され、社員の着ているベストに装着されたカメラによって状況を確認することができる。このサービスは、1ヵ月$19.95か年間$148で何度でも利用でき、通常配達人に払われるチップの必要もない。自宅及びガレージの錠前は既存のスマート・ロックかガレージのキーパッドを利用、またはインホームの$49.95のスマート・ロックを購入することも出来る。ウォルマートは、2040年までに配達車両の排気ガスを無くすコミットをしており、今回の電気自動車のフリート配備もその一環となり、41州の店舗に1396ヵ所配置されている充電ステーションに加わる。


自宅内配達用電気自動車
ウォルマート社員によるInHomeの配達風景

2019年夏に3都市でテストが開始された時には、年内に全米の半分の都市に拡大される計画だと発表されていた。2年余り経って600万人の顧客だと、計画には満たないが、需要は増えている様である。パンデミックによって配達に対する抵抗感が薄くなってきているのかも知れない。他社にないサービスという意味では価値があると思われる。