スーパーマーケット・チェーン大手のクローガーは、ケンタッキー州ルイビルに、昨年4月に稼働を始めたオハイオ州モンローのフルフィルメント・センターをハブにした、クロス・ドックとなるスポーク施設を開設、今年後半には稼働を始めると発表した。この施設は5万平方フィートの広さを持ち161人ほどのフルタイム社員で運営され、地域の顧客に生鮮食品を配達する拠点となる。

ハブとなるフルフィルメント・センターでは、1000台以上のロボットが、「ザ・ハイブ:蜂の巣」と呼ばれる垂直と水平の3Dグリッドを自由に動き回り、トートに入れられた食品を配達用に集め、ピック・ステーションに送る。商品は、壊れやすい物や重さ、容量をアルゴリズムで計算して、最適な袋詰めができるようにプログラムされている。袋詰されたグローサリーは、温度管理された、20個の注文商品を運べる配達バンに積まれ、顧客に配達される。ここでもアルゴリズムが使われ、道路の状況などをもとに、最も燃料効率の良いルートが指示される。PRニュースワイア