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商務省国勢調査局が発表した2022年1月の小売売上高は、12月から3.8%増加し、休日と季節調整済みで6498億ドル、前年比では13.0%増加となった。2021年11月から2022年1月までの3ヵ月間の合計額は、前年比16.1%増加、2021年11月から2020年12月の変化は、-1.9%から-2.5%に改定された。車と用品,ガソリン販売を除くと+3.8% (前年比+11.4%)、フード・サービスを除く小売だけだと+4.4%(+11.4%)となる。
販売チャネル別売上推移は次の通り:

販売チャネル2022年1月/2021年12月2022年/2021年
車と用品+5.7%+11.3%
家具と家庭雑貨+7.2% +2.7%
家電・電器製品+1.9% -2.9%
住宅資材とガーデン用品+4.1%+12.2%
食品と飲料+1.1% +8.0%
健康美容商品-0.7% +7.6%
ガソリン販売-1.3%+33.4%
衣料とアクセサリー+0.7%+21.9%
スポーツ用品・趣味・書籍・音楽-3.0% +1.3%
ジェネラル・マーチャンダイズ+3.6% +7.6%
その他の雑貨チェーン-0.1%+15.3%
無店舗販売+14.5%  +8.4%
フード・サービス-0.9%+27.0%

この増加は、景気刺激給付金が支給された、2021年3月の小売売上高9.8%増加以來の大幅な増加である。1月の物価指数増加率7.5%を差し引いても前年比で実質5.5%増加となる。就労者数及び収入が増えた結果購買力が増し、オミクロン株の影響による感染数増加で外食や旅行が減り、消費が商品購入にシフトしたとみられる。ただ、この統計は4月25日に年次改訂が予定されており、調整される可能性が高い。

多くの州で、屋内でのマスク着用義務が緩和されており、今後モールなどに出かける消費者も増えると予測される。