4月 27, 2022 オンライン・リーテイラー ディスカウント・ストア 流通業 0

ウォルマートは、同社の配達を定額で無制限に受けられる会員である「ウォルマート+」の特典の一つである、ガソリン割引をガロン(3.785リットル)あたり5セントから10セントに倍増すると発表した。2020年9月に発足した会員制度は、月会費$12.95又は年会費$98で、オンライン購入の店舗からの無料配達、店舗でのスキャン&ゴーのセルフ・チェックアウト、そして同社直営2,000ヵ所及び12,000ヵ所エクソン、モービルのガソリン・スタンドで、ガソリン購入に対する割引が提供される。ウォルマート+のマネージャーであるクリス・クラッキオロは、「ガソリンは必需品で、割引は彼らの予算をさらに節約できるのです。」と述べている。

Walmart+ app in use at Exxon Mobil station on Tuesday, March 15, 2022 in Spring, Texas. (Paul Ladd/AP Images for ExxonMobil)

ウクライナ侵略戦争の影響もありガソリンの価格は高騰している。AAAによると、全米平均でガロンあたり現在$4.134、カリフォルニア州では$5.680だそうである。10セントの割引は、2.4%から1.8%ほどに値し、額的にはたいしたことはないが、心理的な影響はあるだろう。ウォルマート+は、同社がかなり注力しているプログラムで、電子コマースの弾み車と考えている。コンシューマー・インテリジェンス・リサーチによると、会員数は1,150万人と推定されており、Amazon Prime の会員数(世界で2億人、アメリカで1.5億人ほど)には及ばないが、社員への無償提供などで利用率を増やし、広報とインフラ投資への効果を高める努力をしている。パンデミックが終焉に近づき、オンライン販売の成長が鈍化しており、成長分野であるオンライン・グローサリーの重要性は増している。