5月 11, 2022 会員制倉庫型店 流通業 0

インフレ下で好調な売上を上げている会員制倉庫型チェーンのコスコは、5月1日で終わった4月の売上が、前年度比13.9%増加して173.3億ドル、既存店売上は国内で13.8%、カナダで16.0%、他国際で2.6%、全体では12.6%、電子コマースは5.7%それぞれ増加したと発表した。ガソリン売価と為替の影響を除くと、国内で8.1%、カナダで13.7%、他国際で7.6%、全体では8.7%、電子コマースは6.2%、それぞれ増加となる。今年は、イースターの関係で営業日が昨年より1日少なくなっており、既存店売上を2%から2.5%ほど下げている。今後に関しても強気な予測で、今年最大28ヵ所の新規開店をすると、シニア・バイス・プレジデント・オブ・ファイナンス&インベスター・リレーションズのボブ・ネルソンがWSJの取材で述べている。今後の開店予定では5月に1店舗、6月に2店舗、7月に1店舗、8月に6店舗、11月に1店舗が発表されている。

一方、米国労働省労働統計局が発表した4月の都会地域の消費者物価指数は、季節調整後1.2%増加した3月から0.3%上昇し、過去12ヵ月では8.3%の上昇率となった。食品とエネルギーを除くと0.6%上昇(過去12ヵ月では6.2%上昇)した。食品は+0.9%(+9.4%)うち外食は+0.6%(+7.2%)、家庭での食費は+1.0%(+10.8%)、エネルギーは-2.7%(+30.3%)、うちガソリンは-6.1%(+43.6%)、燃料油は+2.7%(+80.5%)、電気代は+0.7%(+11.0%)、天然ガスは+3.1%(+22.7%)、新車+1.1%(+13.2%)、中古車は-0.4%(+22.7%)、アパレルは-0.8%(+5.4%)、医療品は+0.1%(+2.1%)、エネルギー関連以外のサービスは+0.7%(+4.9%)、住居費は+0.5%(+5.1%)、運輸サービスは+3.1%(+8.5%)、医療サービスは+0.5%(+3.5%)だった。

特に増加したのは、住居費、食費、飛行機代、新車などで、ガソリンは国の備蓄放出などで多少下がった。食費は、17ヵ月続いて値上がりしているが、増加率は下がってきている。連邦準備制度理事会のフェデラル・ファンドの金利も、インフレに対処するため、0.5%から1.0%に引き上げ誘導されており、今後も追加で引き上げる可能性がある。そのため、景気後退を予測し、テクノロジー企業を中心に株価が下がってきている。