5月 17, 2022 ディスカウント・ストア 流通業 0

ウォルマートは、4月30日で終わった2023年度第1四半期の業績を発表した。総収入は前年比2.4%増加して1416億ドル(為替の影響を除くと2.6%増加)、営業利益は23.0%減少して53億ドル(為替の影響を除くと-22.7%)、純利益は24.8%減少して21億ドル、1株あたりの利益は23.7%減少して$0.74だった。

部門別ではウォルマートUSの売上が4.0%増加して969億ドル、既存店売上は客数は横ばい、客単価は3.0%増加、全体では3.0%増加、電子コマースは+0.3%ほど寄与した。営業利益は18.2%減少して45億ドルだった。ウォルマート国際の売上は13.0%減少して238億ドル、営業利益は35.3%減少して8億ドルだった。サムズ・クラブの売上は17.5%増加して196億ドル、既存店売上は客数で10.0%、客単価で0.2%、全体で10.2%それぞれ増加した。電子コマースは+1.5%ほど寄与している。営業利益は20.0%減少して5億ドルだった。

今年度全体では、総収入で4%増加(売却部門を除くと4.5%から5.0%増加)、USの既存店売上はガソリン販売を除いて3.5%増加、営業利益は1%減少、1株あたりの利益も1%ほど減少、設備投資は売上の2.5%から3.0%を、サプライ・チェーン、オートメーション、顧客対応改善とテクノロジーを中心に行うと予測している。これらは、前期の予測から売上関連は上方修正、利益関連は下方修正、設備投資は変更なしで調整された。

Walmart Flywheel

コスト増加をそのまま売価に反映しておらず、市場シェアは増加しているが、人材投資など販管費は増えており、ボトムラインを圧迫した。この発表後、株価は10%ほど下がっているが、ウォルマートのサイズ、市場シェアなどを考慮すると、未知数の多いマクロ環境下では、堅調な業績結果と思われる。