5月 19, 2022 デパートメント・ストア 流通業 0

コールス百貨店は4月30日で終わった2022年度第1四半期の総収入が、前年比4.4%減少して37億ドル、営業利益は70.0%減少して0.8億ドル、純利益は変わらず1,400万ドル、1株あたりの利益は22%増加して$0.11だったと発表した。既存店売上は5.2%減少した。3月には1桁台前半で既存店売上が増加したが、4月に入り、国の給付金終了やインフレーションなどによって売上を落とした。ただ、200ヵ所となったセフォラは好調で、既存店売上が成長している。今年後半には追加で400ヵ所のセフォラ・ショップを新規開設する計画である。また、ロイヤルティ・プログラムの改善、店舗改装なども予定しているとCEOのミッシェル・ギャスは述べている。企業売却を含む戦略計画については、数週間以内に最終的な提案を集め、株主にとって最適な案を選択する。2022年全体では、現況を鑑み、売上で0%から1%増加、1株あたりの利益で$6.45から$6.85の予測に下方修正している。

ディスカウント業界に続き百貨店業界も厳しい現況を反映した業績を発表している。今月後半はノードストロムやメイシーズも業績発表を控えており、悲観的な予測を反映してか既に株価を下げている。コールスは、モール運営会社であるサイモンとブルックフィールドによる買収案が噂されていたが、実現しない様である。サイモンは、最近リース環境が好転しており、小売業への投資はしばらく控えるとみられる。